神 体 道 とは・・・
人間が生かされているこの世界とは何なのか? この世界で何のために生かされているのか? その答えを知識のみならず、体感として得るための体技が神体道です。
創 始 者 青 木 達 也 (1958~2018)
山形県米沢市に生まれる。小学5年生の時から柔道を学び始め、高校生の時は県内トップクラスの柔道部で選手として活躍した。大学生の時に極真空手本部道場に入門。大学卒業後は南アフリカで指導員を務めた。第三回全世界空手道選手権大会に日本代表として出場。その後、故郷の米沢市に戻り、極真空手の道場を開き指導していたが、肉体を超えた世界への探求のため極真空手を離れて独自の研究会を発足した。1991年に新体道創始者 青木宏之師に出会い宇宙意識の武術に目覚め師事する。2000年頃に青木宏之師より道場の名称を「天真武術」と命名して頂き更なる探求を続けてきた結果、2011年に青木宏之師のご承諾を頂き「神体道」を名乗り活動する。闘技的要素が消え、この不安定な終末の時代の中で安心という意識に目覚める事ができる体技の完成に生涯を捧げた。
2011年より神体道(shintaido)として活動しておりましたが、2018年に青木達也先生がご逝去されたことを青木宏之先生にお伝えさせて頂いた折にご助言を頂き、新体道(shintaido)とアルファベット表記でも区別がつくように、今後は神体道(kamitaido)として活動していくこともお話させて頂きました。
神体道の型について
Kamitaido Kata
神体道の型を表す図式がある。創始者 青木達也先生が人生をかけて一途に求め、探求し、宇宙から与えられて創り出されたのがこの図式である。これは二つの円が組み合わされたものであるが、右と左と中とで「三」になっている。「右」が存在するためには「右ではないもの」がなければ右ということを認識できない。「右ではないもの」が「左」であり、「左」が存在するためにも同様であって、右と左が存在するためには互いに不可欠要素になっており、右と左は相対の関係になっている。そして、右と左の間にはそのどちらでもあり、どちらでもない「中」が存在しており「三」となる。「三」は相対の世界である。この世は相対の世界であり、善と悪も相対である。そしてこの図式は人間の体を表しているが、この相対の作りは地球という惑星にも共通している。だから人間とは小宇宙であるとも表現される。この相対を理解できた時、人間関係も含めたこの世界をも理解する事となり、人間の生きる目的や意味も解ってくるという事になるが、相対を真に理解できた事を「悟り」と言う訳である。
神体道の稽古について
相対を真に理解するために、知識を得るだけではなく、自分の身体と向き合っていく手法が神体道の稽古である。神体道の型を表す図式のそれぞれの円が右半身と左半身である。そしてその中央の楕円のところを中心(脊髄)と捉えているが、右半身と左半身にもそれぞれの中心があり、これを右腰、左腰と捉えている。本来であればそれぞれの腰が機能するはずであるが生活の過程において癒着してしまい、悪い意味で一つになってしまっている人が多い。そのままでは人間本来の能力が発揮されないので、先ずは一つにくっついて癒着している状態を分解していくことになる。この型の図式に心と体を合わせ忠実に我が身に刻み込むように稽古を行えば、その成果として必ず自分自身の心体に変化が現れる。相対から生じる回転という循環のエネルギーにより、心配、不安の相対である安心、安定の方向に向かう。
神体道の型の解明
稽古日時
〇毎週水曜日
午前10時~11時
〇随 時
※要相談で対応します。
場 所
〇水曜日
上郷コミュニティセンター
(山形県米沢市梓川681-1)
〇随 時
米沢市内のコミュニティセンター
稽古参加費
コミュニティセンター利用料のみ
※会費制にはなっておりません。
※服装はジャージ等の動きやすいもので可です。
お問い合わせ
℡:090-4312-0134
又は
godbodyway@docomo.ne.jp
緑川まで